やっと1年。
もう1年。
私の生まれて初めて飼った猫のアキラが
たった7ヶ月で車にはねられて
私の前から突然いなくなってしまった日。
1年前の今日は
本当にカラダが粉々に砕けるような感覚が体中を蝕んでいた。
-壊れる!壊れる!
って自分で自分の体を抱えながら叫んでた。
私は私の猫を本当に本当に愛していた。
これが愛なんだとハッキリと自覚できるほど愛していた。
だから
新しい仔猫(後にスイカと名づけられる)を飼い始めた時に
とても怖かった。なにが怖いって
-私はもう同じようにこの仔猫は愛せないんじゃないか。
自分の中で躊躇したり、
アキラと比べたりしないか。
たかだか猫の1匹や2匹なんてね。
きっと言う人は言うでしょうけれど。
私は馬鹿みたいにその1匹の猫の死から
信じられないくらい沢山のことを学んだ。
そう。今なら分かる。
-大丈夫。心は壊れない。
少なくとも私は壊れなかった。
痛かったけど壊れなかった。
そして
新しい命を抱きしめながら
ああ、愛って言うものは頭で考えるものじゃないんだ。
まだまだ私の人生は未知の愛に溢れているんだと。
ああでもでも
人生で1度でいいから
アキラとスイカを両腕に抱いて
あなたちは世界で一番素敵な猫なんだよと言ってみたかった。
アキラがいなくならなければ
スイカに出会うことはなかった
とても不思議な巡り合わせ。
きっとこの切なさを大事にしてゆくことも
私の人生には必要なのかな。
ありがとうアキラ。
私は元気だよ。
-Monica
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