Sunday 6 March 2011

Monica in wonderland 1




チャイルドケアの仕事を始めて早1ヶ月。

1日7時間勤務なんですが、3秒に感じます。
それくらい忙しい・・・と、いうより子供達から目が離せないって感じかな?


子供達に触れ合っていると不思議な感覚に陥ることがしばしば・・・
一体コレはなんなのだろう?と思っていましたが


ああ「不思議の国のアリス」のアリスの気分だわ!


子供の世界はNO RULE!
本当に全く面白いくらい秩序も規則もない。
なんでこういうことが言ったり起こったりするんだろうと

???

首をかしげたり、思わず笑ったり、ワクワクしたりの連続

残酷でどこまでも無垢で自由な天使たち。


彼らの世界では

お砂糖は雪からできていて
恐竜は未だに実在し
美味しいお菓子は粘土から出来て
くまのぬいぐるみはいつだって可愛い赤ちゃんで
ワニさんはゲロゲロと鳴き

女の子はいつだってお姫様で妖精で魔法が使えて
男の子はいつだってトラックや機関車を乗り回し工事現場で橋をつくる

叫んでは泣き
泣いては笑い
笑っては走り
走っては叫ぶ

なんともスペクタクルな世界



いつだったか最近、
テレビでハイチの国の現状のドキュメンタリーがやっていて
(以前に地震で被害にあった国でも記憶に新しいかな?)

カレが

―この国は本当に乱れている。みんな自分が生きることに精一杯で
だれかを助けるとか、国を建て直すとかそういうことにすら行き着けない国民で溢れている。

なんて偉そうに言っていたけれど
ふと、私は思った。

―そんなこと言うけど、私の働いている所も全く同じようなものよ?
ただ、国民がとっても小さくて、国もミニチュアサイズだけれどね?

なんて冗談を言ったけれど
私は言いながら感覚的にとても近いものを感じた。

そうして改めて

『教育』っていうものはとても大切なことなんだな。と思った。


私は1日におそらく100回とまではいかないけれど

―No, Look at me,That is not the right thing to do.

―ダメよ。ちゃんと私の目を見なさい。あなたがした事は正しいことじゃないのよ。

と何度も何度も何度も何度も子供達に言う。


何が正しくて正しくないのか。
その最低限の常識や基盤をしっかりと身に付けてあげないと

その基盤の上でこそ自分の意見が活きるという事を分からせてあげないと

幼稚園で繰り広げられている世界が大人の世界になってしまう。
これほど怖いことは無い。


だから、

ちゃんと責任を持って叱る。

良いことをしたらたっくさん褒めてあげる。

たくさん抱きしめてキスをして

あなたは本当に素敵な子だわ!

とありったけの愛も込める。


しっかし子供っていうのは新しい命に満ち満ちている。

それぞれの個性があってキラキラしている。


本当に毎日、
私が教えてもらうことのほうが多いくらい。


まさにワンダーランド♪


―Monica

No comments:

Post a Comment