Heiwa=Peace

第二次世界大戦

真珠湾攻撃

太平洋戦争

ポツダム宣言


今日は日本の66回目の終戦記念日。

平和ってなんだろう？



-日本はオセアニアにも攻撃を仕掛けたんだよ、学校で習わなかったの？

日本を離れて約3年。
人は私をアジア人そして日本人として見る。
文化の事、言葉の事、政治のこと、そして戦争のこと。

興味を持って聞いてもらえる立場にいながら、
私は何度となく苦い思いをしてきた。

-だって私、本当に何も知らなかったんだもの！

-知ってなきゃいけなかったんだ。お前より俺の方が日本に詳しい。
それってボロを着るよりも恥ずかしいことだって、分かってるか？


虚しい言い訳が私の顔を恥で赤く染める。
知らないということは何て恐ろしいことだろう。


何も
野心溢れるオピニオニストになって熱弁を振るったり
情熱溢れるワールドピースを願うような人になるつもりも無い。


ただ真実が知りたい。そう思った。

でも、真実の見解は果てしなくある。

例えば『明治維新』

日本語で聞く明治維新は・・・西洋的国民国家体制を有する近代国家への変貌。
つまり、ウェルカム西洋文化！みたいな。

英語で聞く明治維新は・・・『Meiji Restoration』
Restrationとはつまり、政権を江戸時代以前の状態に戻すという意味を持ち、
今までの政治が幕府政府のものから天皇へ返還されたということだ。

だから偏ってはいけない。
色んな角度から見る。
そして理解する。




ヘタにお涙頂戴の終戦特番よりも、
こういったドキュメンタリーの方が私には性に合っている。

ＷＷⅡは日本だけで起こっていたことではないのだから。
沢山の国の人が同じように勇み、語り、泣き、苦しみ、憎んでいた。


命の価値が重きをもたない時代があった。命よりも重きを持つモノがあった。
そして今も同じような状況下の中にある人たちがいる。


私は生まれて一度も戦争を体験したことが無い。
それがどんなに恵まれていることかさえ忘れてしまいそうになる。

私は頭のいい人間では無いけれど、でも知っていたい。
平和の鍵は知ることから始まると思う。


そして偏ることなく伝えたい。
新しい命たちに。

忘れないために。





おセンチな平和論を読んでくれてありがとぅ！

祈りよ届け。


-Monica